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「CK PEAS」全楽曲解説コメント掲載

「CK PEAS」 全楽曲解説コメント

はじめに..

【CLIEVY】

地面の中で豆が割れて、

双葉が地上に出て行く豆がpea。 

発芽の時に豆が地上まで出て、

そのあと豆が割れて双葉が出るのが bean。
 

へー、そんな違いがあるのか、、

今回アルバムのタイトルは

「P」始まりと決めていたので、peaでしたが、

なんとなくC&Kは、peaぽい。

 

このプロジェクトを思いついてから、

3年くらいの月日がたった。

今日は10月最後の日だが、このアルバムを作ったことにより、

いい芽も、悪い芽も見つけることができて、

何を摘み取り、何を育てて、

どんな実がなるのか、また楽しそうだ!!

 

曲解説なのに、気に入ってないのかな?

っていう感じ方をするかもしれないが、

そうではなくて、

前提として、【納得の仕上がりで気に入った上で】、

こうしたらよかった、次はこうしようという芽が、

もう出てきていると思って見てもらえたら、ありがたい。

 

01. C&K XV


【CLIEVY】

人に気づかれない拘りというのか意地なのか、

なんなのかはわからないが、

続けていく意味は、

振り返った時に、勝手についてくるものなのかなと思う。
 

アルバムの中で一番最後に出来上がった

C&K自己紹介16作目となるこの曲。
 

2022年あたりから考えていたアルバムの構想。

僕の頭の設計図では、

アルバム収録曲、つまり未発表曲を持って

A.K.B.ave 55とツアーを回り、

LIVEの中で曲を熟成させ、

最高のメンバーによって、

毎公演湧いてきてしまうアイデアで、

曲が成長した頃に、RECをするというものだったが、

結果的にこの曲は、

ツアー初日の2023年9月29日ZEPP札幌の

1週間前に出来上がった(笑)

 

設計図としては、LIVEの歓声やLIVE音源と音源を

リンクさせるものを作りたいと考えていたので、

納期的な関係もあり、初日の札幌公演の音を使った。

なぜかというのは、

55のツアーの発想と(詳しくは調べて)変わらないが、

ツアーで初めて聞いた曲が、

その日の思い出と共にアルバムに詰まっているって、

素敵じゃないか!ということです。

LIVEに来てくれて、

アルバムを手に取ってくれる人に向けてもそうだし、

音楽自体が、メモリーの役割を果たすこともあるなかで、

こちらが勝手にメモリーを添えて、

音楽が時間を越えるような、

言葉にできない感情やそんな説明を詰めこみたくて、

今回はLIVEの音源を使った。

 

曲の設計図としては、

こんな雰囲気の曲を作ろうと考えていると、

舞台チームと先に打ち合わせをした。

音に合わせて演出を考えるのではなく、

ツアー初日までの日数的にも、

舞台装置的に出来ること、出来ないことを、

ピックアップしてもらってから、

イメージする音を、はめ込んで作るというのが作戦でした。

 

【KEEN】

16作品目の自己紹介ソング。

毎年変わっていく気持ちや、変わらない想いやこだわり、

新しく感じた事だったり、今のC&Kを自己紹介する曲。

バンドの音との融合をお楽しみくださいませ!

 

02. EVERYBODY (CK PEAS ver.)


【CLIEVY】

昔から、歌われているこの曲。ついに完成。

ゆっくりストーリーのある音楽になっていて、

LIVEを感じる音源になりました。

よく考えてみると、オリジナルより、

BPMもだいぶ上がっているのに、

今ではこっちのverのほうが、

歌もしっくりくるようになりました。

 

【KEEN】

C&Kの初期からずっと歌ってる曲。

A.K.B.ave 55 bandでは常連曲でしたが、

ようやくアルバムに閉じ込めることができました!

ベースのザックが大好きな一曲。

自然と身体が揺れてしまうサウンドに仕上がってます!

 

03. APAP (CK PEAS ver.)


【CLIEVY】

一番しっくりくる形になったのかもしれない。

hookのlyricも、オリジナルと少し変えて、

全て同じにしたことや、

HORNのアレンジも、打ち込みとBANDの共存も、

セクシーでクール。

それでいて、ホットなパーティーな雰囲気の

grooveを作ることができた。

プールのある豪邸でMV撮りたいね。

 

【KEEN】

僕らのそれはそれは長い打ち上げを切り取ったような曲。

原曲よりもリズムの変化を楽しめると思います!

 

04. メーデー


【CLIEVY】

メーデーとは、無線電話で遭難信号を発信する時に、

国際的に使われる緊急用符号語。

最近の世界で起こることも、

SNSでのくだらないイザコザも、

人々の叫び、悲鳴。

主観的で、自分を愛していないようで、

自分が可愛くて仕方がない。

誰に繋がるかは、わからないが、必死で生きようとしている、

助けを求める信号のよう。

それがやかましく、けたましいガヤのように、

各地で鳴っていて、

じゃじゃの意味と重なっていき、

自分では何も行動を起こそうとはしない

見物人たちのガヤであっても、

世界は救世主を求めているのかなと

思ったことがきっかけで作った。

制作の経緯としては、

元々は某テレビ番組の提出用に作った。

その時の仮タイトルは【突破】

 

【KEEN】

世の中を皮肉ったアンチテーゼ、

僕らは抗ってもそのループの中にいる。

自分自身の価値観を育てろ、

人の意見は聞いても人の意見に流されるなといった、

超攻撃的受け身スタイルな曲。

ホーンセクションのフレーズが印象的な熱くなる一曲。

 

05. 青青青


【CLIEVY】

青いことを言うなと言われる時期があり、

青いことを言わなくなる時期があり、

それでも青いことを言い、やり続けられることこそが、

もはやかっこいいと思う。

たぶん、その時すでに、

理想や意識が青くいたいと思うだけで、

青くないのだから。

いつだって、昨日の自分との戦い。

そんなメッセージを込めたうた。

考えるより行動すること。

行動して出したものしか、何も語ることはできない。

こんなことしたい、やってみた、

できなかった、だからやらない。

この順番しかない。

好きなことに関しては、ずっと青くいたいから、

僕は、そうしようと思う。

誰かの借り物の体験、つまり例文を用いることは、

この情報が溢れる時代であれば、

どこからでも持ってこれるだろう。

ただ、そこになにがあるのか?

曲は、アフリカンなサウンドに、

青春パンク的なサウンドを足したようなものができた。

よしとしよう、青いんだから。

いずれ、【青い方が】好きという人もいるだろう。

この曲のアウトプットの産物が、【熟したこと】で、

いい曲に繋がるかもしれない。

それは、誰にもわからない。まだまだ青天井。

 

【KEEN】

いつまでも青春でいたい。

いつからでもまた青春は始められる。

そんな青くいたい気持ちを綴っている。

何か始めるのに遅すぎるなんてのはない!

 

06. 挿入歌


【CLIEVY】

毎アルバム2曲はラブソングを入れるのは、 

だいたいお決まりなC&K。

もともと、某アーティストの提供曲として、

KEENが提出していた曲で、

Aメロは、すごくいい流れだったのを覚えていた。

僕が、サビをマルッと変えて完成に至った。

KEENの作ったもので、良いものはそのままいい、

と認めることは、しっかりできるというのは大前提であるが、

一曲、一曲、割と驚きな予算がかかっていることを、

僕はどうしても意識してしまうので、

その先、その上をいきたくて、

年齢や自分の思想、そこからくる行動に

歌がフィットしているかというところは、

作風がフィクションでも、ノンフィクションであっても、

想いの深度は、声なのか、歌詞なのか、

それはどこなのかわからないが、

何かに、その想いの深度に比例して

心が動いた震度によるものが、

伝わって分かってしまうと思っている。

なので歌詞は、

自分が想いをのせられるものにしたいと常々思うのだ。

何かを作るとき、フィットすること、

それともう一つ、こう聞いてもらいたいなぁーと、

シミレーションして想像して、テーマを決めている。

この曲は、しっかりふざけてるし、

しっかりいいメロディーとリズムになっている。

たまたまメロディーにつられてこの曲に出会った人が、

歌詞を見て、損した気分、不快な気分に...

もしくは、くだらないと笑ってくれたら、

それはそれで、音の実験は成功したことになる。

 

【KEEN】

超いいバラード風エロティックラブソング。

まさに究極のバラードw

真剣に聴いて損したって言われるのが正解な一曲!

メロディは最高に美しく、歌詞は最高に下品w

世の中の男子達、ことを急ぎすぎるな!

丁寧にいこう!

 

07. 寝ている顔を見ている


【CLIEVY】

理由を説明するのも、バカバカしく、よくよく思い出すと、

まぁまぁ腹立つ理由で、2日で作った曲。

このエピソードは、僕の頭の中にしまっておくとしよう。
 

曲の制作に、録音に、ツアーの準備に、リハーサルと、

かなり多忙を極め過ぎていた9月だったが、

むちゃくちゃな理由で、この曲を作っていたので、

自分にご褒美が必要だと思い、この曲を書き終えたら、

9/19宮崎のjam nightの終わりからから

9/22ツアーリハーサルまでの期間で、

時差をうまく利用して、LAに弾丸で行こうと考えていた。

そんな僕の話を知っていた映像監督のアキさんに、

レコーディングブースの中で

「あと一行、、出てこないんですよー」と話したら、

「後、一行を書きおえたら、僕は旅立つ」とか、

今にピッタリでいいんじゃない?

とサビの最後の一行のヒントをいただいて完成した(笑)
 

普段ムカツいても、気持ち良さそうに寝ている

大好きな人の寝ている顔ってなんで、ほっこりするんだろう。

起こさないように髪の毛を撫でたり、

静かにお湯を沸かして、コーヒー飲んだり、

そんな時間が、改めて大切だと。

ボーカル録りは、12時間歌った後だったので、

朝5時あたりの、かすれ声を表現できたかなと思う。

 

【KEEN】

主人公が家族なのか、恋人なのか。

どちらともとれる1日の終わりの数時間を切り取ったような

ジーンとくるラブソング。

 

08. みかんハート (CK PEAS ver.)


【CLIEVY】

今回一番歌うのが難しかった曲。

特に、1C(最初のサビ)が難しかった。

音の雰囲気に合う歌い方が難しい。

聴いてる人には、わからないものなのかもしれない。

あえて説明するとするならば、色んな場所、季節、時間帯に、

"サッカーの応援の掛け声をしてください"

というお題があったとして、

映画館、家、海辺、スタジアムでやってみたら、

それぞれ、どんな声で、どんな音量で、

声を出すのかを想像してみて欲しい。

それぞれ違うはずだ。

このバンドは、一曲の中に、同じ音の中に、

さまざまな風景を映し出す。

そこにオリジナルのイメージもあるなかで、

声が景色に追いつかない。

LIVEでは、何故できるのかというのは、

ハンドマイクだというところが、大きい。

マイクとの距離や、当てる場所で、

声の聞こえ方を変えることができる。

RECはそうはいかない。

微動だにしないマイクに向かい、

声のみで、変化をつけたりさせなければいけない。

難易度がとても高いというか、より誤魔化しのきかない、

歌うという行為のみに焦点が絞られるのである。

難しい事を言って、難しくしたが、単に歌を歌うということが、

まだまだ下手くそで、表現力が、

まだまだ全然足りないということだ。

そしてそこから、日が経ち、気づいてしまったのが、

このアレンジは、、

最もやってはいけないことだったかもしれないということ。

純粋なリスナーだった頃、感じた違和感が、

いつの間にか感じられなくなってしまったかもしれない。

遠い先に見る、なりたい自分の像より、

なれそうな自分の像を考えてやることが、

この曲に関しては、一番良かったのかと思う。

 

【KEEN】

未完成な気持ちを歌ったC&Kでは1番メジャーな曲。

バンドアレンジで一枚も二枚も大人になった

みかんハートをお楽しみあれ!

 

09. スナック十八番


【CLIEVY】

スナックで、熱唱する人をみて、

疑問に思ったことがきっかけで、リリックが出てきた。

酔って熱唱する人の中には、

なにか、歌の中と同じ想いを寄せる人や、

想い出す風景があるのだろうか。

上手いとか、下手とか、関係なく、

聞いてる側も、歌っている人の情景が、

声によって、すごい伝わる。

スナックという場所も含めて、音楽とか、歌とか、声とか、

なんだか、不思議な疑問が頭の中を駆け巡った。

その場所で、歌いたいなと思った曲を作ったら、

こんな曲ができた。

できたてを、披露したのは、

青青青の企画でやった青山のBARでのLIVE。

残念なことといえば、

あの日、初めて歌った音が一番良かった。

アレンジを進めていく段階で、

曲や歌の何かの熱を失っていくというのは、よくある。

この曲のおかげで、改めて、作り方、録り方を考えて、

また自分のやるべきこと、進みたい道が見えた。

スナックで聞く、鈴木聖美/TAXIの風景を、イメージして作った。

 

【KEEN】

スナックで歌い継がれて欲しい、

スナック一点集中型ソング!

サウンドも歌詞もイメージのなかの

昭和スナックをリアルに再現したような曲。

最高に哀愁漂っているこの曲で、

ぜひお目当ての相手とデュエットして欲しい。

 

10. believe


【CLIEVY】

reggaeで、ラブソングというのを

最近書いていなかったので、

揺れながら聞ける曲ができたらいいなと考えていた。

テーマは、広い意味でのラブソングみたいな

ざっくりとしたもので、お互いがバースをもちよった。

僕はまず、「挿入歌」でも同じだが、

KEENの張り上げながらも、

綺麗なところの声にフォーカスして、

HOOK(サビ)を作っていった。

改めて曲を作る時に、一番、声がよく聞こえるリズムや、

メロディーを、何度も、何度も練ることの大切さ、

それを見つけたら、今度は何度も、何度も、

lyricの馴染む場所を見つける作業の大切さを、

確信したと同時に、

考えるまえに、もうコレしかない!

というヒラメキの先にあるメロディーに会うための、

日常のアンテナの大切さ、

貪欲にいることの大切さを痛感した。

 

【KEEN】

自分の近くにいる大切な人達と、

目指す何かに向かい続けていきたい気持ちを歌った曲。

どんな夢も誰かと一緒だと、どんな場面でも心強い。

 

11. 自由に


【CLIEVY】

自由にやったらいい。

しのごのいうまえに、そーいうのやめにしたら、

その行動は、何かをもたらす。

つまるところ、自分の行動でしか、

その先の未来を導いていくことはできないのだ。

自分の中から、自生させたエイエイオー!

の掛け声をかけて、奮起するしかない。チェスト!!

 

【KEEN】

精神的自由を手に入れるための心の持ちようは、

ごちゃごちゃ言うのからやめにしてみませんか?

もっと心を育てていきませんか?

そんな問いかけを感じる曲。

 

12. 揮発油 (CK PEAS ver.)


【CLIEVY】

実は、もともと、揮発油は、

ニュージャックなサウンドで、デモは作っていた。

オリジナルを経て、今回は、生と打ち込みを共存させて、

ニュージャックを作りたいなと構想していた。

聴くとやるでは、全く別物だということも、改めてわかった。

ドラムのJさんと話していて、

ニュージャックのマナー的なグルーヴは、

ドラマーならではで、とても勉強になった。

Jさんとは、口だけで、リハをするだけで、

毎回、踊れるビートになるのだ。

そうなると、もはや、そこを意識の中におきながら、

作る段階のメロとワードが、

そのグルーヴの中にいないと、そこにはもういけなくて、

その先にアレンジがあるわけ。

結果的に、音楽の、

さらなる奥の部屋への扉への道をいくことになる。

同時に、往年の名曲たちを作ったやつら、天才か!

と、自分の才能と努力の足りなさに、凹むわけである。

でも、落ち込んで、ブースにいるわけにもいかないので、

なんとか、この曲の中でカッコいいところに行くには

というところにフォーカスして、なんとか完成に至った。

作り終えた感想として、

また見えていなかったポイントが見つかり、

ワクワクしている。

音楽が好きというのが、

やっぱり僕のガソリンなのだと再確認した。

 

【KEEN】

KEEN的に超大好きな一曲!

このサウンド真似できるならやってみろ!

と言いたいくらい歌ってて上がる!

僕の心を燃やしてくれるガソリンは音楽だ!

 

13. 血出す見出す精出す


【CLIEVY】

生きていると色んなことがある。

よかれと思った忖度も、トラブルを生むこともある。

それならば、自然体で、生きていたいと思う。

そう思う中でも、偉い人だと聞いたり、

過去の偉業などを知れば、

そういう人の余白を読み取りたいなと、

構えて、空気を読んでしまう自分もいる。

そんな自分がいいとも思うが、

分け隔てなく、ある意味、空気も読まずに

意見できる人を見ると羨ましくも思う。

ここまで、生きてきたら、

方向そのものを変えることはできないので、

せめて、同じ人間であるということ。

コケれば、誰でも血を出す人間で、

誰もがライバルで、年齢も経歴も無視して、

同じ目線で、感化されながらも、

しっかりと【自分】を成り立たされることに、

一生懸命になろうじゃないかという

自分自身の決意表明。

精鋭のもう一つ上のメッセージ。

どうしても、やはり、この僕の生きる世界は、

競争であることは、避けて通れない。

自分らしさも、努力を怠る言い分になってはいけないのだと。

自分自身を見出し、精出していこうと。

 

【KEEN】

どんなにお金を持ってたり、

地位や名声が高い人でも

皆同じようなほとんど差のない人間である。

転けたら血がでるし、いつかは死ぬ。

限られた公平な時間をどう使うか、

何を見い出すのか、どこに精だすのか、自分次第!

 

14. 嗚呼、麗しき人生 (CK PEAS ver.)


【CLIEVY】

シンプルな構成に仕上がった。

オルガンの音色が、

オリジナルよりも哀愁が出ている気がする。

もう少しこだわる時間が欲しかった。

僕としては、オーケストラなんだけど、

ちんどん屋みたいな形で、やりたかった。

まぁこれも、うるわしき形。

 

【KEEN】

原曲も最高なアレンジだが、

A.K.B.ave 55 bandバージョンも最高なアレンジ!

曲がもつ熱さと切なさと哀愁が、

より濃いものになってアルバムに閉じ込められている。

人生の儚さと尊さを感じて欲しい。

 

15. DAN


【CLIEVY】

2021年の冬くらいに、僕の作業部屋で、

栗さんと愛犬のダンの話しをしている時に思いついた曲。

HOOK(サビ)のメロディーは、それ以前に思いついていて、

ボイスメモ1689に眠っていたが、

その話を聞いて、大切な存在が、

気持ちに寄り添ってくれるから、

今の自分がいると思ったら、

僕が泣いてるとき、

笑って頭を撫でながら、ニコニコしていた

祖母の記憶が蘇って歌詞がでてきた。

仮タイトルは、【もうそろそろ夕焼けが】だったが、

Michael JacksonのBen を思い出して、【DAN】にした。

僕がここにいるのは、君がそこにいたからなんだよ。

ありがとうだし、寂しいこともあるけど、

決して悲しいわけではないんだよ。

でも、何故か、涙はでるんだね、ふとね。

そして、またね。

「夜空」のはじまりの、"君がいて〜僕がいる〜"

とメッセージは同じで、

この夜空を見上げていると、たくさん思いは溢れるのだが、

言葉に表せないから、音楽がある。

空、街や海、空気を、楽器の音色、音楽が、

言い表せない気持ちを掬い上げてくれる。

 

【KEEN】

アルバムでクリビーと共に1番気に入っている曲。

『DAN』というのはピアノの栗本修さんの

飼っていた犬の名前で、

栗本さんの心のよりどころでもあった。

その関係性が歌詞の随所に感じられて、

胸がじーんとなって涙腺が危ないやつです。

犬というワードは出てこないし、わからないけど、

大切な何かが目の前からいなくなって、

なぜ僕が笑えてたのか。

なぜ僕は泣いていたのか。

大切な存在が側にあったからなんだと

感じとることができる一曲。

是非ヘッドホンで聴いて欲しい。